★1981年第一刷発行の大変古い本です。 ★天に強いヤケとシミ、ややヨレがございます。 ★経年の為、紙質のせいもありますが、本文全体が薄ヤケしております。 ★古い本の経年の傷みが気になる方は無理と存じます。 ★本文ページ内は、大きなシミ、汚れ等無く、製本もしっかりしており、通読に支障はございません。 　「ふかふかウサギ」、その昔、子供の頃図書館で、群青の星空をバックに白いふかふかのウサギが描かれた表紙と出会った時のことを鮮明に覚えております。 　子ウサギなのに、世界宇宙局の協力員で、ポロンアンズの香水なんか付けていて、可愛い彼女ウサギまで居るというトントン。お腹にポッケもあって、好物はにんじんサンド。 このトントンのお陰で、私は人参を食べられるようになったのです！ 　ふかふかウサギの旅日記のシリーズ、全部で5冊有ります。どれも甲乙付け難い、夢一杯、心ワクワクの名作揃いです。毎回、出てくる食べ物や飲み物の描写も楽しみの一つでした。 　「砂漠のぼうけん」の時は、ラムネ、今回のはイオンの河で、蠍座から蠍の卵が流れて来るのだけど、其れがマシマロに似たふわふわのパンだと言うのですよ！ 　水晶のウサギや、うす紅ルビーで出来たイヤリングをトントンが購入するシーンなど、大人になったら絶対探して買おう！と思ったものです。（子供って、大人になれば何でも出来ると思ってますからね） 　巨大ペンギンや、巨鳥モアなど、トントンが交流する動物たち。絶滅種の動物を、作品の中で甦らせている香山氏。生き物への深い愛を感じます。 　新大陸で、見慣れない動物を見つけては乱獲しまくった昔の冒険者たち。先が考えられない、生態系を壊すことの恐ろしさが、分かっていたらと思います。 　大好きな「ふかふかウサギ」のシリーズ、お探しでいらした方や、読んでみたかった！と思って下さる方々に、是非！シリーズですが、一冊ずつ独立した内容ですので、安心してお楽しみ下さいませ。 　長期個人保管の大変古い本です。状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。 　古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。